- 今年は、従来の虫、植物、鳥、水生生物の区分ではなく、全員が、里山について、講義を受けるとともに、植物観察(生き物つながり)、動物観察(水の中の生きもの)を体験
- 9:20~14:20 昼をはさみ、80分3コマで、時間を1コマ分長くなりました。
(植物観察について)
- じっくり観察して、スケッチやレポートにまとめるをポイントに
- 歩き回らずに、1箇所で実施
- まず、林の様子を見渡し、樹冠の様子、日当たりの様子、手入れのされている林とされていなところの違いを観察
- 目を閉じて音や匂い、風、陽当たりを感じてみる。
- なぜ、植物を基礎に生き物つながりを考えるのか
- 植物は光合成により、生き物に欠かせない酸素と有機物を作ること。ここらあたりは、つくば実験植物園のHPが参考になります。生物多様性のうち「生物界における植物の役割」
- ここから、植物を食べる生き物、その生き物を食べる生き物、植物を分解する生き物、植物に寄生する生き物、共生する生き物などなど
- 植物の戦略、実や種、ツタ植物などなど
- 何をみなければならないかは指定はしないが、何を見てもつながりを考えてみよう。
- 生き物が苦手な子もいるので、班で行動
- 何をみつけたか自慢(報告してもらう)
(感想や反省)
- 今年の茗渓生は、比較的にしっかりしていたと思いますが、やはり、移動などに時間がかかり、観察時間やまとめの時間が足りなくなっていました。
- ルーペを配るのに時間がかかった。
- これは仕方がないのですが、興味に濃淡。何も探さない子がいたのは残念。
- 動くものには目がいきますが、動かない植物などをじっくり観察するのは、急には無理だったようで、導入を気を付ける必要があったかもしれません。
- それでも、いろいろなものを見つけて、おおむね、まとめまでいったでしょうか。
- 発表は見つけたで終わってしまったので、もっと、生き物のつながりを、自分たちの頭で考えてもらった方がよかったかな。
(観察した生き物)
種を覚えるのが目的ではないのですが、一応、記載しておきます。なお、うろ覚えです。
植物
コナラ、クヌギ、ウワミズザクラ(実も)、ムラサキシキブ、キヅタ、ツタウルシ、アオキ、ハエドクソウ(花と実)、ジャノヒゲ(花)、マユミ(実も)など
マメキシタバ |
マメキシタバ、コシロシタバ、ニイニイゼミ(成虫♀、抜け殻)、ヒグラシ(抜け殻)、ハグロトンボ、ノシメトンボ、ムモンホソアシナガバチ(働き蜂、巣)、イシノミの類(原始的な昆虫です)、キマワリ、アオオサムシ(死がい)、ヒシバッタ、ツチイナゴ、セスジツユムシ、ヒメギス、キリギリス類sp.、ナナフシ(成虫と小さな幼虫たち)、イチモンジカメノコハムシ、エノキハムシ、カマキリ類sp.など
クモ
オオシロカネグモ、コガタコガネグモ、ヤマシロオニグモ、イオウイロハシリグモ、オナガグモ
ザトウムシの類(クモの仲間ですが別目です)
ザトウムシsp.
貝類
トウキョウコオオベソマイマイ、ヤマナメクジ
甲殻類
オカダンゴムシ、ワラジムシ、ニホンフナムシ、ヒメハマトビムシ(たぶん)
その他
フトミミズ、ヤスデの類
哺乳類
モグラ(死がい)
両生類
ニホンアカガエル(幼体)、アズマヒキガエル(幼体)
爬虫類
ジムグリ、ヒバカリ
鳥類
ヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、コジュケイ
by yamasanae
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