2017年9月28日木曜日

9/28 筑波大学生物資源学類・実習

筑波大学の生物資源学類の学生31名が宍塚で自然観察・保全体験
 雨が心配でしたが、なんとか上がって、午前中は里山観察、午後は、外来魚駆除のグループとイナリヤツ湿地の外来生物駆除のグループに分かれての実習でした。
 お手伝いしたのは、イナリヤツ湿地での作業。長袖、長靴、長ズボンが合言葉ですが、半袖や運動靴の人が数人いてちょっと心配。一応、注意をしてから作業です。
 引き抜きは、セイタカアワダチソウ、アメリカセンダングサ。フジはとても手では抜けません。作業の様子を撮るのを忘れてしまいましたが、さすがに大人数。思った以上に進みました。
 途中で、カマキリを捕まえてオオカマキリ、チョウセンカマキリ、コカマキリなどの違いを観察したり、ボントクタデとホンタデの葉をかじって比べてみるなども体験してもらいました。みんな、辛くて、顔をしかめていました。蓼食う虫も好き好きならぬ、蓼食う人は嫌嫌でした。
 お陰さまで、6区画あるうち4区画の引き抜きが終わりました。後で聞いてみると、こちらのグループは結構ハードだったようです。
引き抜きを行わなかったA,B区画
引き抜きを行ったB,C区画

同じく引き抜きを行ったE,F区画
 B~F区画には、コブナグサ、アシカキ、イヌビエなどが群生しているので、見た感じ草だらけですが、これでも、A,B区画のようなセイタカアワダチソウやアメリカセンダングサはすっかり見えなくなっています。お疲れさまでした。