2013年10月23日水曜日

2013.10.23 茗溪学園中学 巡検



 春・秋、120人の生徒が、水の中の生き物、昆虫、植物、野鳥の4班に分かれ、里山で学んでいます。

 水の中の生き物班は、宍塚大池や小川の生き物を探し、胃の中を調べ、水の中の生態系を学びます。

by hana
 宍塚写真掲示板から転載しました。


2013年7月1日月曜日

2013.7.1 茗溪巡検

 茗溪学園中学3年生の恒例の巡検が宍塚大池をフィールドに行われました。

 虫の班の様子をご報告します。


観察できた虫たち
色々な生き物のつながりという見方から、虫を観察できたでしょうか。
皆の印象の残ったのは、緑金色のハグロトンボ♂や頭が赤く、黒い翅に白い帯のシックなホタルガなどのようでした。
l   駐車場からふれあい農園まで
 エノキは、様々な虫たちが利用しているのですが、今日は、マイマイガとその卵をみることができました。
 途中の桑の木では、アオバハゴロモの幼虫が体を真っ白な綿状の分泌物でおおわれているのを見つけました。触ると飛ぶのが面白かったですね。
 さらに、コンクリートブロック塀では、ヒタチマイマイがついていました。ユズの木には、アゲハチョウの類の幼虫をみつけました。
l  ふれあい農園で
 イノコヅチやムラサキシキブの葉裏もみたのですが、残念ながら、カメノコハムシは見つかりませんでした。シロダモの虫こぶを切ったのですが、これも、ナイフが切れすぎて虫がよく見えません。失敗、失敗。
 水槽では、ヤゴ(ショウジョウトンボかな)、コシマゲンゴロウ、コミズムシ、オタマジャクシなどのほか、ジュンサイの葉を二つに折った中に隠れていたのはマダラミズメイガの幼虫
 周辺では、ショウジョウトンボの真っ赤な♂、橙色の♀、小さなアジアイトトンボ♀
 シオカラトンボを捕まえた人もいました。
l  クルミの木のまわりで
 虫の出がやや低調でした。ツチイナゴ、オオカマキリ、ヒシバッタの類、シブイロカヤキリ?などのバッタ類、キタテハ、ベニシジミなどなど。
 虫かごで同居していたオオカマキリの幼虫が、ツチイナゴの幼虫を捕食していましたね。
l  小川沿いで
 木のうろで、マダラカマドウマ、アケビの葉では、アケビコノハの面白い幼虫やベッコウハゴロモの幼虫
 ミカンの木では、ドロバチの巣、アゲハチョウの幼虫、これは触ってはいけないドクガの幼虫など
 残念ながら盗掘されたコバノギボウシの掘り跡も見ました。
l  大池で
 開けた池で見られるトンボを観察の予定でしたが、ウチワヤンマ、コシアキトンボはみられましたが、オオヤマトンボ、チョウトンボなどはいつか見てください。
 展示されていたフクロウ、オオタカなどのはく製も面白かったですね。
 斜面では、カメムシの仲間のアカサシガメを捕まえた人も。



l  上高津へ
 相談の結果、藪漕ぎコースを進むことに、途中、ハグロトンボをゲット。緑金色の♂はきれいでした。ヤマノイモの葉をたたんで隠れていたダイミョウセセリの幼虫も。さらに、ホタルガやキマダラヒカゲも捕まえました。
l  最後に、上高津でまとめをして、お疲れさまでした。

【観察した虫たち】
l  トンボたち
ショウジョウトンボ、シオカラトンボ、アジアイトトンボ、ウチワヤンマ、コシアキトンボ、ハグロトンボ(観察会後、オニヤンマ、ギンヤンマも確認)
l  チョウたち
アゲハチョウ(ナミアゲハ、幼虫も)、キタテハ、モンシロチョウ、ヒカゲチョウ、キマダラヒカゲ、ベニシジミ、ダイミョウセセリ(幼虫)
l  ガたち
マイマイガ、マダラミズメイガ(幼虫)、ドクガ(幼虫)、イラガの類(繭の抜け殻)、ホタルガ
l  バッタたち
ショウリョウバッタ(若虫)、ツチイナゴ(若虫)、ヒシバッタの類、シブイロカヤキリ
※ 不完全変態の昆虫の幼生を若虫といって、完全変態の幼虫と区別することがあります。
l  甲虫たち
ヒラタシデムシ、コシマゲンゴロウ、オバボタル
l  その他の虫 コミズムシ、アメンボウの類、オオカマキリ、アカサシガメ

軟体動物 ヒタチマイマイ
両生類 ニホンアカガエル、ニホンアマガエル、シュルーゲルアオガエル


 きちんと記録できなかったので、記憶だよりで、漏れがあるかもしれません


by yamasanae


2013年3月1日金曜日

宍塚小 2012.7月~2013.3月

○7/11(水)宍小夏の大池探検
1、2年生12人

田を飛ぶトンボの捕食、鳥の糞に似たキアゲハの幼虫など観察。
手を伸ばしてバッタを夢中で捕まえようとする。
「何だろう?」好奇心一杯の子どもたちは、いろんなものを次々発見。たくさん観察。

3、4年生19人

生き物の名前でなく、どうしてそうなってるのか?自分で観察して考えてみよう。
シダ植物やリュウノヒゲの白い小さな花を観察。 クリの雌花は小さな小さな栗の形。
2センチ程の青黒く光る甲虫はアオゴミムシ、 薬品のような強いにおいにびっくり。


○11月20日(火) 宍小 秋の宍塚大池探検 
 1・2年生、3・4年生


道々発見したものを観察。
大池では、捕獲した外来魚、背びれや口など体の仕組みを触ってじっくり観察。

○1月28日(月)9:00~11:30
宍塚小6年生9人竹伐り体験
 真竹林の整備(竹伐り、運び出し)と竹の工作。
一輪挿しなど、思い思いのものを作る。
竹工作を指導した会の人から、宍塚の里山で遊んだ子どもの頃のお話もきく。

○2/25宍小観察会
1、2年生、3,4年生


キツツキがあけたたくさんの穴のある木を観察。
どうやって木の中の虫の位置がわかるのか?みんなで考える。
ハシビロガモの採食の様子やアカガエルの卵を観察。

中学~大学生の活動 2012.6月~2013.3月

○6/25(月)9:30~15:00 
きぬ看護学校 「生物生態学」(講師 及川ひろみ)実習
午前 野外観察・自然散策 薬になる植物など観察
午後 田んぼ奥真竹林整備 竹切りと運び出し 

○7/5(木)
筑波大学生物資源学類1年生「生物資源生産科学実習」
午前観察。
午後実習 A:大池で池の生物、外来魚等池の生物と生態系の学習
       B:田んぼ奥真竹林整備 竹切りと運び出し 
実習後、情報館へ移動。会の保全活動の説明、討論会など



○10/26(金)生物資源学類3年生「環境保全科学」
里山観察と室内学習(1時間程度見学、移動15分、45分室内)

○10月19日(金)茗溪中学3年生理科巡検 120名
池、野鳥、昆虫、植物各班にわかれグループで実習

2013年2月26日火曜日

土浦四中科学部の2月の活動

2/3(日) 里山探検

  • 先輩のSさんの案内で行いましたが、トトロの森のようなところがあったと皆喜んでいました。
  • 研究でもボランティアでもなく、里山探検では、皆、目がキラキラしていました。
2/24(日) 
  • 午前中:マダケ林の1m切り 
  • 午後:未踏の竹林と雑木林で土を採集
  • 土の体積含水率を調べています。
2/25(月)
  • 9:00~15:00
  • ふれあい農園ファーマーハウスの軒下で竹細工
  • Mさんのご指導
by yamasanae(K.S先生情報)


2/25の竹かごづくりでは、だいぶ苦戦したようですが、その様子を、朝日新聞、茨城新聞が取材に来たそうです。
by yamasanae(科学部OBのTさん、hanaさん情報)