昨年秋から、土浦小の環境委員会の子ども達20数名が、年に数回、宍塚で観察会を行っています。
また、現在も校庭の隅にある、『オニバス池』(安全のため柵で囲われています)の管理を継続しています。
今日、今年度2度目の観察会。秋ならではの赤や紫に色づいた木の実、秋の花々、小鳥やカモ、里山の秋を満喫しました。
ヤマイモのムカゴ採り |
オニバスの種 |
オニバス池で種の採取 |
土浦小では、今年夏、旧宍塚小のオニバス池とほぼ同じ大きさのオニバス用の池を掘ったそうです。来年は更に面積を広げ、オニバスの研究を本格化ささせると、担当のS先生から嬉しい話を伺いました。
旧宍塚小はオニバスを中心とした環境教育を継続し、その成果が評価され、平成13年環境大臣賞を受賞しました。S先生も、旧宍塚小の教諭時代、環境学習の一環としてオニバスや宍塚大池に在来魚を増やす試み・研究を行って来られ、教育界で高い評価を受けておられます。
宍塚大池のオニバスがこのような形で保全されてゆくことは大変うれしいことです。そして、学校区内に、こんな貴重な植物があったこと、その植物の観察を通して、環境を守ることの大切さを考えるきっかけになってほしいと思います。
土浦小の宍塚大池観察会には、宍塚の自然と歴史の会・環境教育部会がお手伝いをしています。
次回の観察会は11月26日14:10~の予定です。
by hanaさん(大池メールから転載)
【参考】
土浦小のHPに活動の様子が載っていました。
土浦小のHP 「宍塚大池観察会」
オニバスの種子は休眠性が強いので、栽培には多量の種子を確保する必要があるのだそうです。
香川の環境「オニバス保護管理マニュアル」
by yamasanae
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